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| <準備はいいですか?> |
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東北地方ではコブシの花が咲くと田植えの準備を始めるそうです。関東では、お彼岸が過ぎると春の花が一斉に出揃います。花好きの人には待ちに待ったシーズンの到来で、あれこれ買い集めますが、ちょっと待って下さい。植える土壌は完備してありますか。植物にとって土は命です。路地植えの場合は30cm〜40cm掘り起こし、天地返しをしましょう。古い土は、酸性に偏っているので、苦土石灰を混ぜ込み、中性に戻します。1週間ほど天日にさらし、腐葉土を加えると、植物にとって心地よい土壌の出来上がりです。人間だってふかふかのお布団は心地いいですよね。植物も同じです。ただし、皐月やツツジなど酸性土に強い植物は、石灰を入れる必要はありません。購入時に、鹿沼土に植えてある植物も同様です。
プランター植えの場合は、その都度新しい土に取り替えた方が、病気にかかりにくく元気に育ちます。新しい土は光合成促進剤や殺菌剤が入っている培養土が良いと思います。ここで植物購入時の注意点を。 |
1.満開の花は花期が短い
2.根のしっかりしたものは丈夫で長持ち
3.苗はそこにナメクジなど虫がいないか確かめる。
4.育て方、生育状態を聞く
さて、いよいよ花壇を含めた庭づくりです。最近はセミクローズの外構が主流で、外からの目線が気になる道路に面した入り口近くには、樹形の美しい樹木や花木の高木をシンボルツリーとして植えることが多く、雑木のエゴノキ、ヤマボウシ、シャラ、アオダモ、カツラ、シデザクラ等の株立ちがお勧めです。株立ちは単木より成長が遅く、頻繁に選定する必要がありません。シラカバは3本か5本まとめて植えると絵になります。常緑樹では赤い実の成る雌ソヨゴ、シマトネリコ、またアーモンドやオリーブは南欧風の雰囲気になります。人気種のミモザやニセアカシアフリーシア等、豆科の植物は成長が著しく早いので要注意です。
いずれにしても、シンボルツリーは近隣の迷惑や街並みなど考慮して専門家と慎重に選びましょう。
建物沿い、道路境界、隣地境界、玄関アプローチ沿い等の長い敷地では1種類の植物だけでなく、樹木や葉物、花物を使い、バリエーション豊かに作り上げる庭にします。これをボーダーガーデンといいます。この方法は奥に丈の高い植物、手前に来るほど低い植物で構成し、要所要所に樹木を入れます。花色、葉色、形状の異なった植物をバランスよく植え込み、花期をずらした植物を選ぶといつでも花が楽しめます。 ここで、植え込みの注意点を。
1.なるべく生育条件(日照、水分、温度)の同じ植物を植える。
2.観葉植物、多肉植物は鉢で育てる
3.成長を考え、間隔を空けて植える
玄関アプローチ沿いは来訪者や道行く人の目に留まりますので、下草は常緑の草花を多くし、いつでも美しい状態を保つようにします。また、ハギやヤマブキ等大きく垂れる植物は、雨の日など濡れたり、ぶつかったりしますので避けた方が無難です。
道路境界はフェンスの前に花壇があると道行く人や近隣の方と植木談義でコミュニケーションが図れ、街並み景観にも一役買うでしょう。丈の低い草花や垂れる草花で街を明るくしたいですね。
フェンスにはカロライナジャスミン、クレマチス、ハーデンベルギア、ヤマホロシ、スイカズラ、ツルバラ等の蔓性植物、日陰に強いムベ、アケビ、ツルウメモドキ等たくさんあります。ちなみに、ブロック塀の緑化には直接吸着のテイカカズラ、ツルマサキ、ツルアジサイが適しています。市販のネットフェンスを利用しても壁面 緑化は可能です。
それぞれ植物の好みはありますが、多忙な方は宿根草や球根を多くし、時間に余裕のある方は1年草を多くして四季折々に植え替えてガーデニングを楽しんで下さい。
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