<植物の冬越え大丈夫ですか>
例年になく寒い日が続き、8年ぶりに関東地方にも雪が積もりました。昨年末に植裁した樹木が心配でしたが、寒さを予想して根元に腐葉土をたくさん敷いて置いたので、ある程度は大丈夫だろうと思っています。
この様な作業をマルチングといいますが、冬に限らず夏の暑さからも樹木を守ってくれます。落ち葉のある方は残しておいて有効利用しましょう。ワラと言えば雪の多い地方は、ワラや縄での雪囲いが冬の風物詩となっていますが、雪が無くても冬の庭にワラボッチを置いたら景観になりますね。また、赤い実のなるウメモドキやカラタチバナ、センリョウ、ナンテンなどは花の少ないこの時期、庭に彩りを添えてくれる草木です。樹木の根締めとしても是非植えてみて下さい。
冬は、落葉樹の休眠期で思い切った剪定ができる季節です。大きくなりすぎた樹木の剪定や込み入った枝など落葉後に行います。植え付けても年内か3月頃の新芽が動き出す前に行うと安全です。
近年人気の高い針葉樹(コニファ類)の剪定は金物を嫌う性質なので、なるべく手で枝先をつまんで形を整えます。新芽の出る前に行うと、新芽で切り口が目立たなくなります。常日頃から内側の枯葉を取り除くことが美しく保つポイントです。全般に言えることは、内側まで陽が入り、下草にも木漏れ陽が当たるように剪定することです。
2月は、寒肥えの時期です。根元を3〜5ヶ所掘って、油粕や骨粉などの有機肥料を埋め込みます。私は筒状のグリーンパイルという肥料を打ち込みます。清潔で非常に簡単なのでお奨めの肥料です。これによって春には元気の良い萌芽が望めます。
<花のない時期でも華やかに>
さて、この時期は寒くてガーデニングどころではないという方が多いのですが、玄関先くらいは華やかにしましょう。地植えは無理ですが、コンテナガーデンはいかがでしょうか。サクラソウ、パンジー、ミニハボタン、エリカ、クリスマスローズ等、寄せ植えに適した冬の花が結構あります。冬の苗はあまり生長しないので、鉢いっぱいに花を入れ込んでも大丈夫です。霜が降りるところは、夜間に室内に入れると長持ちします。水やりは暖かい日の午前中に与えます。
<シーズン前に庭の計画を>
これから庭を計画している方は、シーズン到来の前にイメージを作ることも楽しいものです。敷地図を使い家族でゾーニングをしてみましょう。周囲の景観や街並み、道路状況、日照等を調べると、どこに何をもってくると居心地が良いか見えてきます。プロに全部おまかせするのではなく、ガーデン雑誌や植物図鑑などで好みのスタイルや雰囲気を探しておくと依頼する時にスムーズに伝わりやすくなります。
ガーデンデザイナー
スタジオオフ
大澤豊子